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サンフランシスコのTimothy ArndtによるNear The Parenthesisの2007年作の2ndフルアルバム。
心地よいなだらかな流れのなかで細かく軽快に刻まれるリズミカルなアブストラクトビートと、ハイトーンの綺麗な響きで広がっていくやわらかいギターフレーズ、透明感のある清らかなシンセ~エレクトロニクスなどの浮遊感のある美しいうわもので聴かせる、きらびやかかつアンビエンスな広がりのあるエレクトロニカ。悲し過ぎず甘すぎず、メロウで清涼感のある揺らめきとセンチメンタルな泣きのトーンが絶妙にブレンドされた、ピュアで胸に染みるサウンドをアルバムを通して聴かせています。Arc Lab(1stでもレーベルメイト)、Helios、aus、Casino Versus Japan、B.Fleischmanなどのメロディセンスの際立ったエレクトロニカ・アーティストから、American Dollar、A Lily、Port Royalなどのアンビエント~ドリーミーなポストロック+エレクトロニカのファンのかたまで幅広くオススメな好盤です。