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2006年作の『55:12』以来のリリースとなったGregor Samsaの2008年作の3rdフルアルバム。ちょっとメンバーは流動的になっているようで、アー写を見るとコアメンバーは7人っぽいですが、アルバムのクレジットでは総勢11人の名前が記されています。
ストリングス、クラリネット、ヴィヴラフォンなどの多彩な楽器でオーケストラルなアレンジを取り入れながらも、音を詰め込みすぎないなだらかなゆとりのあるプロダクションで、アンビエンスなまどろみのシンセ~ダークな陰りのあるギターサウンド、ピアノとゴシックなささやきの男女ヴォーカルを軸とした仄暗く染み渡る儚げなうたを聴かせています。サウンドを構成する要素やアプローチは変わっていないのですが、今作はノイジーギターの展開はほとんど見せず、これまで以上にほのかな静寂のムードに焦点をあてたようなうたものアルバムに仕上がっています。Low、A Whisper In The Noise、Coastal、Efterklang、Sigur Rosなどのファンのかたにオススメな、存在感のある静ひつな空気が魅力のアルバムです。全9曲47分収録。