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00年代半ばから活動を続け、これまで主にTemporary residenceから作品をリリースしている、USケンタッキー州ルイビルの3人組Young Widowsのフルアルバム。オリジナル・アルバムのリリースとしては2014年作の前作『Easy Pain』以来となる11年振りのリリースになります。
パワフルで重厚なドラム〜ベース、荒々しくかき鳴らされるジャンクなギター〜力強いノイジーなギター・サウンド、尖ったリフで攻める重たくもソリッドな勢いのあるサウンドと、男気溢れるヴォーカルの渋みあるエモーショナルなうたによる、ポスト・コア〜ノイズ・ロック〜オルタナティヴ・ロック。11年振りの新作アルバム、また来年でデビュー20周年を迎えるベテラン・バンドですが、Shellac『To All Trains』、Melvins『Tarantula Heart』、The Jesus Lizard『Rack』などの昨年2024年にリリースされたUSオルタナ〜ポスト・ハードコアの重鎮達の新作群にも通じる、こちらもまだまだ衰え知らずで激しく突き進む痛快なバンドの力を見せている快作です。全13曲40分収録。