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12KからアルバムをリリースしているCameron WebbによるSeaworthyと、M. Rösner名義でApestaartje、Room40などからリリースしているMatt Rösnerの、オーストラリアのアーティスト2人によるコラボレーション・アルバム。両者のコラボ作は同じく12kからリリースされている2010年作の『Two Lakes』、2021年作の『Snowmelt』に続く3作目のリリースになります。
伸びやかに奏でられる朴訥とした優しいギター・フレーズ、まばらに散らばるアブストラクトなギター〜ピアノの断片的なサウンドと、緩やかなギターのドローン、微細なノイズ〜エレクトロニクス、動物の鳴き声、水の流れる音や風に吹かれる木々の音などの自然の音のフィールド・レコーディングのサウンドによる、牧歌的で繊細なアンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。自然環境をテーマにしたこれまでの2作のコラボ作と同様に、今作もすべての楽曲にオーストラリアの自然の中で録音された外部環境の音を使い、その電子処理をしたサウンドと共に両者の演奏による生楽器のサウンドを組み合わせて、ジェントルな安らぎのトラックとディープな翳りのあるトラックの双方で雄大な自然の情景を描き出しています。全10曲39分収録。