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LAのNoah WeinmanによるRunnnerの3rdフルアルバム。
これまでの2作のアルバムは自身の美しいヴォーカルで聴かせるロマンティックな哀愁のフォーク・ロック〜インディー・ロック作でしたが、今作は全曲インストのアンビエント〜エレクトロニック・ミュージック作。今作の制作にあたり新たな録音は一切しないという制約を設け、全て前作の2ndアルバム『Like Dying Stars, We're Reaching Out』に使われていた素材を用いて制作。元々あったオーディオ・ファイルを加工し、リズミカルなブロークン・ビート〜ブレイク・ビーツなどのビートの入ったメロディックなエレクトロニカ〜ダウンテンポや、シンセ、ギター〜アコースティック・ギターを加工したサイケ〜コズミックなサウンド、バンジョーやピアノのループ・サウンド、緩やかなドローンの催眠的なサウンドなどでアンビエント・トラックへと作り替えて、これまでのフォーキーなうたもの路線とは異なる新たなサウンドを見せているアルバムとなっています。全12曲収録。LPのみでのリリース。盤はRed Vinyl。