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90年代から活動するロック・バンドDe Mensのメンバーとしての活動の他にも、多くのアーティストとプロデューサー兼キーボード奏者としてコラボレーションしている、ベルギーのDavid PoltrockによるPoltrockのフルアルバム。本作は元々はDavid Poltrockが『Aulus I』『Aulus II』と別々にLPで自主リリースしていた2作のアルバムを、WhitelabrecsがCD-R2枚組アルバムとしてまとめた作品になります。
少し紗がかかったようくぐもったトーンで奏でられるもの悲しげなメロディーのピアノ〜艶やかなエフェクトのかかったロマンティックなピアノと、ドラマティックで壮麗なストリングスに、シンセ〜ストリングスのドローンや、エレクトロニック・サウンドのアレンジなどもわずかに取り入れた、シネマティックで美しいポスト・クラシカル・サウンド。シンプルなソロ・ピアノ、雄大なストリングスのトラック、ピアノとストリングスの両方を組み合わせたトラック、テープ・ループやテープ・エフェクトなども使ったクラシック+電子音楽〜アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンドのトラックなど、様々なパターンのトラックを偏りなく幅広く展開している、ピアノとストリングスどちらも映える優美なポスト・クラシカル作品です。Nils Frahm、Olafur Arnalds、Peter Broderickなどのファンのかたにもオススメなアルバムです。アナログ盤で先に出ている『Aulus I』の全8曲、『Aulus II』の全10曲をそれぞれDisc-1、Disc-2に収録したCD-R2枚組で全18曲収録。