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90年代からFilter、Kill Hannah、Ashes Divideなどのメジャー・リリースもしているアメリカン・ロック・バンドのギタリストとして活動している、Jonathan Edward Radtkeのアンビエントのソロ・プロジェクトPolar Moonの2ndフルアルバム。2020年作の1stアルバム『As Above, So Below』はカセット・テープでのリリースでしたが、今作はCDでリリースされました。
優しくしっとりと沁みる繊細なピアノ〜感傷的な切ないメロディーのピアノと、大らかに広がる厳かなストリングス、浮遊感のある霞がかったギター〜シンセのドローンに、トラックによってはダウン・ビート〜緩やかな細かなビートなども取り入れた、シネマティックで美しいポスト・クラシカル〜アンビエント〜エレクトロニカ〜アンビエント・ポスト・ロック。ピアノをメインに、様々なアプローチで他の多くの楽器やエレクトロニック・サウンドも加えながらも、ダイナミックに盛り上がる豪華で壮麗なクラシック・サウンドではなく、切なくも美しい落ち着いたサウンドで、Nils Frahm、Goldmundなどを彷彿させるソロ・ピアノ・トラックから、ピアノ・アンビエント、フォーキー〜クラシカルなアンビエント〜エレクトロニック・ミュージック、Hammock、Sigur Rosのようなポスト・ロック〜ポスト・クラシカル〜アンビエント・トラックなどまで多様性もある優美なサウンドを繰り広げています。ポスト・クラシカル、ピアノの入ったアンビエント、エレクトロニカ、ポスト・ロックのファンのかたなどに幅広くオススメなアルバムです。全11曲49分収録。
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