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2022年作のデビュー・アルバム『Fleeting Future』以来1年振りのリリースとなる、UKロンドンを拠点に活動しているフランス人アーティストPascal BideauによるAkusmiのEP/ミニ・アルバム。
メロディックな美しいピアノ〜点を打ち込むように奏でられるリズミカルなピアノ、コズミックなシンセ〜エレクトロニクス、躍動するサックス〜クラリネットなどの短いパターン化された反復のフレーズのループ、ポリリズミックなサウンドのループを何層にも重ね合わせた、リズミカル〜ダンサブルなエレクトロニック・ジャズ〜コンテンポラリー・ジャズ〜エレクトロニック・ミュージック〜ミニマル・ミュージック〜エクスペリメンタル・サウンド。前作の流れを汲みながらも「もう少し水平的でアンビエントな方向に進みたい」という願望から作られた作品のようで、前作にあったガムラン音楽のリズムを使ったトラックは無くなり、緩やかなアンビエント・ジャズ〜ニューエイジ・タイプのトラック、Steve Reich、Manuel Göttschingを彷彿させるようなギター・ループのミニマル・ミュージック・トラックなども今作では展開していますが、新たなサウンドの一面も踏まえた上でも変わらずに、緻密な反復のサウンドのシンフォニーが壮麗なサウンド・スケープを描き出していく、ジャズ、クラシック、電子音楽、人力ダンス・ミュージックなテイストが一体となったファンタジックできらびやかなサウンドを今作でも作り上げています。前作の1stアルバム『Fleeting Future』の日本限定のCD盤のみにボーナス・トラックとして収録されていたBrandt Brauer Frickのリミックス・トラックも加えた全5曲28分収録。盤はClear Vinylでナンバリング入りの500枚限定でのリリース。