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2020年作の前作『Now Here No Where』以来3年振りのリリースとなる、デンマークのRune Reilly KölschによるKölschの5thフルアルバム。
疾走感溢れる4/4ビート〜軽やかに跳ねるベースによるダンサブルなビートと、きらびやかな光沢のある美しいシンセ〜エレクトロニクス、トランシーな陶酔感溢れるコズミックなシンセや、効果的に挿入され高揚感を煽るヴォイス・サンプルなどのカラフルで壮麗なサウンドによる、ドラマティック〜メロディックなテック・ハウス〜ミニマル・ハウス〜ディープ・ハウス〜プログレッシヴ・ハウス。今作には2003年に亡くなったミュージシャンでもあった父のPatrick Reillyが残した録音音源のギター・サウンドもフィーチャーして、初期作の作風に近い叙情性のあるトラックから、前作での派手さもあるポップなエレクトロ・タイプのトラック、またこれまでには無かったピアノ・アンビエントや、アコースティック・ギターのインスト・トラック、エレクトロニカ〜IDMトラックなどまで、多彩なエレガントなエレクトロニック・ミュージックを繰り広げています。これまでのKölschの作品のファンのかた、同じKompaktのGui Boratto、The Fieldなどのファンのかたにもオススメなアルバムです。Perry Farrell(Jane's Addiction、Porno For Pyros)が1曲ヴォーカルでゲスト参加しています。全12曲51分収録。