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女優/パフォーマーとしても活動している女性アーティストLinde Carrijnと、Dijf Sanders名義で00年代初頭から活動を続けDub、Noisesomeなどからリリースしているエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーDavid Sandersによる、ベルギーの2人組ZONDERWERKのデビュー・アルバム。
今作は聖書のバベルの塔をテーマにした、建築家でアーティストのSteve Salembierの同名の演劇作品のために作られたサウンド・トラック・アルバム。細かな反復のコズミックなシンセ〜エレクトロニクスのループ、荘厳で神秘的なムードのシンセのドローンや、オープン・リールのテープ〜サンプラーを使った弦楽器〜金属打楽器のフリーフォームな断片的なサウンド〜牧歌的なサウンド、フィールド・レコーディングのサウンドなどを組み合わせた、繊細で美しいアンビエント〜ニューエイジ〜音響〜エクスペリメンタル・サウンド。伝説の都市を抽象的で絶え間なく変化する広大な現代の大都市として構想した元となっている演劇作品の世界観にも沿った、巨大であり緻密な都市が規則性のある反復やハーモニーと、自由度の高い崩したアブストラクトなサウンドとの融合で表現された、アンビエント〜エクスペリメンタル作です。盤は180gのClear VinylのLPで限定300枚でのリリース。ダウンロード・コード付き。