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70年代後期〜80年代初頭に阿木譲主宰のVanity Recordsからリリースしていた、キーボーディスト〜ヴォーカリストJunko Tange(丹下順子)のプロジェクトToleranceの、未発表音源集を含むCD5枚組ボックスセット。2020年にリリースされ完売・廃盤となっていましたが、再発リリースされました。
1979年作の1stアルバム『Anonym』、1981年作の2ndアルバム『Divin』の2作のオリジナル・アルバムに加えて、カセットテープとソノシートからデジタル・リマスタリングされたデモ、未発表曲などの貴重な音源を収録した初CD化となる3枚のCDも付いたCD全5作を収録。
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阿木譲が主宰したヴァニティ・レコードから2枚のLPと1枚のソノシートをリリース、阿木自身がヴァニティ作品のフェヴァリットに挙げ、英エクスペリメンタル音楽の大御所ナース・ウィズ・ウーンドのリスニング・リストにも選出された丹下順子:トレーランス。未発表音源を含む集大成5枚組CDボックス。
<作品概要>
CD-1 Anonym
丹下が奏でるエレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、簡素なエレクトロニクス、かぼそく呟くような朗読に加えて、吉川マサミのノイジーなスライド・ギターがゆっくりと渦巻きながら渾然一体となり、モノトーンで抽象音化されたアニムスが立ち現れるデビュー・アルバム。
CD-2 Divin
セカンド・アルバム。タイトルはフランス語で『神』の意味。前作で聞けたギターは後退、ドラムマシーンの躍動感とエレクトロニクスの律動が強調され、無機的で曇った空間にほのかな色彩感が加わり不思議な音響が創出される。T-5では角谷美知夫(腐っていくテレパシーズ)の『ぼくはズルいロボット』の詩を流用。
CD-3 Dose(未発表)
阿木譲の所蔵品から発見されたカセットテープをデジタルリマスタリング。「Dose」とのみ記されており各曲名は不明。『Anonym』と『Divin』の中間に位置付けられる音楽性を持ち、1枚のアルバムとしてほぼ完成している。
CD-4 Demo(未発表)
CD-3と同様、発掘カセットテープからの音源。荒涼としつつ何処か安らぎのある風景が走馬灯のように浮かんでは消える音のラフ・スケッチ。
CD-5 Today's Thrill(初CD 化)
ロックマガジン誌1980 年32号付録ソノシート(Vanity2005)として発表されたアルバム未収録曲。ソノシートから宇都宮泰がリマスタリング。