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Russell Burden (Being)とCraig Tattersall (The Humble Bee)のUKの2組のアーティストによるコラボレーション・アルバム。
雨〜水流〜くぐもった水中の音などの自然の音、様々な物音、振動音などの雑多な環境音のフィールド・レコーディングのサウンドと、チリヂリとした細かい瞬きのノイズ〜エレクトロニクスなどの精緻なサウンドや、なだらかに漂うソフトなシンセのドローン〜まばらに散らばる仄かなギター・サウンドなどの浮遊感のあるサウンド、優美なピアノ・サウンドなどを組み合わせた、デリケートで精巧なアンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。本作はアルバム名にもなっている「水との相互作用、微生物の活動、変質、圧縮、およびゆっくりと岩石に変化する堆積物の化学変化」であるDiagenesis(続成作用)をテーマにした作品。音楽性よりもフィールド・レコーディングでの物質の出す音の方を優先して制作された作品とのことのようですが、完全にミニマルなフィールド・レコーディング作品となっているわけではなく、楽器も使った優しく温かみのあるサウンドも溶け合わせて、様々な物質の出すアブストラクトな細かい音を全面的に取り入れた、実験性もありながらも穏やかな叙情性のあるアンビエント作に仕上がっています。これまでのThe Humble Bee〜Craig Tattersall関連の作品のファンのかたにも今作もおすすめなアルバムです。各曲は全てぴったり11分の全4曲44分収録。