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Andrew Broderによるソロ・プロジェクトFogが、メンバーを2人迎えて3人組バンドとなってリリースした2007年作の4thフルアルバム。
ブルージーな宅録ブレイクビーツからキャリアがはじまり、昨今では雑食性は失わずも徐々にセンチメンタルなうたものにシフトして来ていたのでフリーフォーク方面に向かうと思いきや、Andrewが今作でつくりあげてきたのは痛快な勢いあふれるインディーロック。歪んだノイズ~エフェクト、ソフトサイケな霞んだ空気や、時おり打ち込みのドラムのループなどでこれまでのサウンドのセンスを加えつつも、中心にストレートなギターサウンドとフックのきいた風通しのいいうたを据えて、混沌としたサイケテイストもポップな要素として消化した開放的なサウンドを颯爽と奏でていきます。Caribouや盟友Why?に通じる面もありますが、60年代ポップ~ソフトサイケだけでなく、Fogはそこにオルタナ~乾いたアメリカン・ロックなどの「ロック」な面をより打ち出しているサウンドに仕上がっています。Martin Dosh(Dosh)、Andrew Bird、LowのAlan & Mimi、Phil Elvrum(Microphones、Mount Eerie)などなどゲスト陣も豪華です。