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2020年作の前作『Straight Is The Gate』以来3年振りのリリースとなる、シカゴのピアニストLena Nataliaのフルアルバム。
清涼感のある心地良い穏やかさと、哀愁を帯びたもの悲し気な切なさの、哀楽の両方を情感豊かに奏でるピアノ、ほんのりとにじんだトーンでしっとりとつま弾かれる味わい深いピアノと、サイケ〜スペーシーなシンセ、ウォーミーなシンセのドローンや、わずかなエレクトロニック・サウンドなどもトラックによっては取り入れた、優雅で美しいポスト・クラシカル〜ピアノ・アンビエント〜アンビエント・サウンド。これまでもアンビエント寄りのトラックも展開しているアルバムをリリースしてきていますが、今作はアルバム前半がピアノ+αなポスト・クラシカル+アンビエント・トラック、アルバム後半がソロ・ピアノ・トラックを中心とした、ピアノ以外のサウンドの要素も加えて作られたアルバムとなっています。今作もこれまでのLena Nataliaの作品のファンのかた、Erased Tapes、1631、KITCHEN.、Bedroom Community、Modernaなどのレーベルのピアノ作〜ポスト・クラシカル系のリリースのファンのかたにオススメなアルバムです。全12曲37分収録。盤はCD-R、パッケージはジュエル・ケースでのリリース。
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