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同じくフランスのLAAPSからのリリースだった2020年作の前作『Literature』以来2年振りのリリースとなる、東京のTomotsugu Nakamuraのフルアルバム。
断片的に途切れ途切れ鳴らされながらも、澄んだ美しい響きで伸びやかに広がるギター〜アコースティック・ギター、ピアノの柔らかく優しいサウンドと、仄かなシンセ〜反響音のドローン、微細な瞬きのエレクトロニクス、ざらついた粗いノイズ、フィールド・レコーディングのサウンドなどを丁寧に組み合わせた、デリケートで美しいエレクトロ・アコースティック〜音響〜アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。軽やかに自在に動くコラージュのように散りばめられた音の断片・破片が混じり合って、アブストラクトでありながらも清涼感のある心地良い響きに満ちたサウンドスケープを作り上げています。本作も前作同様に、LAAPSの前身〜兄弟レーベルのeilean rec.、IIKKIや、本作のマスタリングを手掛けているTaylor Deupreeの12kなどのオーガニックなアンビエント〜エクスペリメンタル、エレクトロ・アコースティック系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全10曲40分収録。限定200枚でのリリース。