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これまで12k、Hapna、Editions Megoなどをはじめ様々なレーベルから多くのソロ作〜コラボ作をリリースしている、イタリアのGiuseppe Ielasiのフルアルバム。12kからは2020年作の『Five Wooden Frames』に続いてのリリースになります。
残響音もゆったりとなだらかに延びて消えて行く、音色を変調させて揺らすエフェクトをかけた催眠的なギター・フレーズ〜形を崩した緩んでたわんだルーズなフレーズのループと、ブルージーな悲し気なフレーズや繊細なアルペジオなどが静寂の空間で淡々ともの静かに奏でられる、静ひつなギター・サウンドのみで作られたエクスペリメンタル〜アンビエント・サウンド。本作は数年前に家族を亡くした時期に制作されており、自由度の高い形がぼやけたサウンドが淡々と流れてくなかで、音や音と音の間の隙間から度々内省的で悲し気なムードが沸き上がって来る、実験的〜アブストラクトなサウンドながらもメランコリックな叙情性のあるギター作品となっています。共に22分と19分の長尺曲の全2曲41分収録。
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