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00年代後半〜2010年代に活動していた、イタリアの2人組Tempelhofの同メンバーによる新名義のプロジェクト、One Million Eyesのデビュー・アルバム。
緩やかなテンポのブレイクビーツ〜ダウン・ビート、小気味良いリズムカルなビート、コズミックな反復のエレクトロニック・ビートなどを使い分けた多彩なビートと、霞んだエフェクトのかかった幻想的なシンセ〜ギター・サウンド、きらびやかな瞬きのエレクトロニクス、なだらかな揺らめきのシンセ〜ノイズのドローンなどがレイヤードされた雄大な広がりのあるサウンドで緩やかに流れる、シネマティックで美しいアンビエント〜アンビエント・エレクトロニカ〜ダウン・テンポ。元々Tempelhofがアンビエントなテイストのあるエレクトロニカ+ポスト・ロックなサウンドではじまっていますが、新たな名義となったデビュー作の今作では、ビートを入れたサウンドのスタイルは変わらずもTempelhofの時よりも緩い叙情的なアンビエント感をより全面に出したサウンドで、A Strangely Isolated Placeのレーベル・カラーにも沿った優美なアンビエント+エレクトロニック・ミュージックを繰り広げています。全9曲収録。盤はOpaque Yellow Vinylで限定500枚でのリリース。