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アンビエント・レーベルSlaapwelの主宰者で、ソロの他にもJames MurrayとのユニットSilent Vigilsでも活動しているベルギーのStijn Hüwelsと、Illuha、Melodía、Opitopeなどの様々なユニットでも活動している日本のTomoyoshi Dateのコラボレーション・アルバム。この両者によるコラボ作は、Home Normalからのリリースだった2019年作の『hochu-ekki-tou』に続く、2作目のリリースになります。
ゆったりと流れるスローモーションのようなギター〜シンセのドローン、大らかな波で寄せては返す幽玄的なギターのフィードバックのドローンが重なり合う雄大な揺らめきのサウンドに、にじんだエフェクトのかかった淡いピアノ、チリヂリとした細かいざわめきのエレクトロニクス〜ノイズ、鐘の音や、ポエトリー・リーディングなども合わせた、デリケートで儚いミニマル・アンビエント〜ドローン・サウンド。前作のアルバム同様に、わびさび的な静かで簡素な空間の中に奥深さや安らいだ叙情性を感じさせる、味わい深い世界を作り上げているアンビエント作品です。今作も両者のソロ〜関連ユニットのファンのかた、12k、Spekk、Home Normal、eilean rec.、Baskaru、White Paddy Mountainなどの両者の関連作のリリースのあるレーベルのアンビエント〜ドローン系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全5曲34分収録。
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