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2018年作の前作『Occasus』以来2年振りのリリースとなる、Helios名義でもリリースするKeith Kenniffによるピアノ・プロジェクトGoldmundのフルアルバム。
柔らかい反響系のエフェクトのかかった淡くにじんだピアノ〜残響音も緩やかに沁み渡る一音一音がゆったりと広がる儚く繊細なピアノと、なだらかに浮遊する霞んだシンセ〜シンセのドローン、厳かなストリングスなどによる、センチメンタルで美しいポスト・クラシカル〜アンビエント・サウンド。流れるようなアルペジオ〜華麗なタッチのピアノだけでなく、伸びやかな音色を空間に広げる単発的なフレーズや少し崩したアブストラクトなフレーズなども交えて、悲しみや喪失に向き合った静かで深みがあると共に壮大で優美なGoldmundならではのピアノ+アンビエント・サウンドを今作でも作り上げています。今作もこれまでのGoldmundの作品〜Helios名義での作品のファンのかたや、Nils Frahm、Max Richter、A Winged Victory For The Sullen、From The Mouth Of The Sunなどのファンのかたにオススメなアルバムです。全15曲50分収録。
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