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フランスのIIKKIからリリースされた2018年作の前作『Pequenas Melodias』以来2年振りのリリースとなる、アルゼンチンのFederico Durandのフルアルバム。12kからは今作で3作目のリリースになります。
おぼろげな淡いトーンで鳴らされるシンセ〜ギターの緩やかなサウンドや、消え入りそうな反響音のドローンなど仄かに佇む儚いまどろみのサウンドと、その中で微かに瞬く精巧なエレクトロニクス〜さざ波のノイズ、オルゴール〜トイ・ピアノなどの素朴で美しいサウンドでゆったりと静かに流れる、デリケートなミニマル・アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。アルバム・タイトルの『Alba』はスペイン語で日の出が始まる前、太陽が昇る前の明け方・夜明けを意味しており、本作はその夜が明けて朝へと向かう特別な時間を音楽として表現した、Federico Durandならではの静かでシンプルなループのサウンドながらも魔法のような優美さの宿ったサウンドを聴かせているアルバムとなっています。全14曲収録。盤はTransparent Blue Vinylで限定200枚のLPオンリーでのリリース。ダウンロード・コード付き。