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同じく1631 Recordingsからのリリースだった2018年作の前作『Patterns (Repeat)』以来2年振りのリリースとなる、スウェーデンのDavid WenngrenによるLibrary Tapesのフルアルバム。
穏やかな優しいメロディが沁み渡るデリケートなピアノと、荘厳な響きのチェロ〜ヴァイオリンなどのストリングスのサウンドに、デジタル・プロセッシングされたサウンドや淡くぼやけたシンセなどのアンビエント調のサウンドも取り入れた、静ひつで美しいソロ・ピアノ〜ポスト・クラシカル・サウンド。本人の演奏だけでなく、これまでの作品にも参加しているTangerine Dreamの現メンバーでもあるヴァイオリニストHoshiko Yamane、LeafからリリースするカナダのチェリストJulia Kentをはじめ、Scholeを主宰するピアニストAkira Kosemura、イタリア人ピアニストOlivia Belli、Western VinylからリリースするUSのポスト・クラシカル〜ポスト・ロック・バンドBalmorheaの中心メンバーMichael Mullerなどの豪華なアーティスト達も演奏者として迎えて、「静寂の街」を訪れてから去るまでを表現した、静かでありながらも深みのある情緒豊かなポスト・クラシカル作品となっています。引き続きこれまでのLibrary Tapesの作品のファンのかた、1631、Moderna、Sonic Pieces、130701などのポスト・クラシカル系のレーベルのリリース作のファンのかたにオススメなアルバムです。全10曲22分収録。前作に続き収録時間が短めですが今作もアルバム扱いでのリリースになります。
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