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2016年作の前作『Site Specific』以来3年振りのリリースとなる、UKブリストルのRyan Teagueのフルアルバム。Type、Sonic Pieces、Village Greenなど様々なレーベルから作品をリリースしていますが、前作に続き今作も自身のレーベルKing Treeからリリースされました。
ゆったりとしたスロウなテンポのダウン・ビートと、大きな円を描くように旋回しループされるコズミックなシンセ〜催眠的なまどろみのシンセ、コラージュのように散りばめられた断片的なエレクトロニクス〜ピアノ〜ヴォイス・サンプルなどの、空間を漂う繊細で華麗な陶酔感のあるサウンドによる、シネマティックなアンビエント〜エクスペリメンタル〜エレクトロニック・ミュージック。『Recursive Iterations』(再帰的反復)と名付けられた今作は日本の「円相」と「間」から影響を受けた、不在と慣性・惰性という感覚を持って制作。空間を活かしたハーモニックなサウンドが緩やかなリズムと共にループしていく中で、構築と再構築を繰り返し変化していく、ニューエイジ〜アンビエント、ミニマル・ミュージック、ダウン・テンポ〜トリップ・ホップなどがミックスされたような、これまでのRyan Teagueの作品には無い、Oneohtrix Point Neverも彷彿させるユニークでまた新たなフューチャリスティックなサウンドを提示しているアルバムとなっています。全7曲44分収録。
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