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Uun名義でもリリースする、USデトロイトのRyan MalonyによるAraceaeのフルアルバム。同じくFaintからのリリースだった2018年作のデビュー作に続く2作目のアルバムのリリースになります。
エコーのかかったリズミカルに刻んだシンセ〜パッド音、裏打ちのハイハットと緩やかなキックの4/4ビート〜ダビーなパーカッシヴなビートと、荒涼とした仄暗いシンセ〜ディープな霞がかったシンセのドローンや、柔らかいマイルドなシンセ、風の音などのフィールド・レコーディングによる、メランコリックで幻想的なアンビエント〜アンビエント・テクノ〜ダブ・テクノ。ビート・レスの陰のあるアンビエント・トラックと、トランシーなサウンドのビート・トラックとで、深みのある瞑想的なサウンドを作り上げています。ASC、Segue、Edanticonf、Quantec FluxionあたりのSilent Seasn〜Echocordなどのダブ・テクノ系のレーベルからリリースしている作品のファンのかたにもオススメなアルバムです。全10曲61分収録。命日が曲名となっている5曲目の「9 February 2018」は、アイスランドのアーティストJóhann Jóhannssonに捧げられています。
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