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1年に1〜2作の早いペースでリリースを続ける、ロサンゼルス在住のカナダ人女性アーティストSarah Davachiの、2018年作の前作『Gave In Rest』に続いてリリースされたフルアルバム。これまでBa Da Bing!、Students Of Decay、Important、Constellation Tatsu、Recitalなどの様々なレーベルから作品をリリースしてきていますが、今作はSuperior Viaductのサブ・レーベルW.25thからリリースされました。
ひとつひとつの音の余韻も緩やかに沁み渡る、ゆったりと奏でられる叙情的なピアノと、幽玄的なオルガンのドローン・サウンドによる、デリケートで儚いミニマル・ドローン〜アンビエント〜ポスト・クラシカル・サウンド。ピアノ・ソロ、カウンターテナーのオペラのヴォーカルもフィーチャーしたピアノ・トラック、オルガンのドローン+ピアノ・トラック、20分以上の長さのオルガンのドローン・トラックと、それぞれ鍵盤楽器を使ったシンプルなサウンドの曲ながらも、各トラックで異なる構成の味わい深い静ひつな美のサウンドを聴かせています。引き続きこれまでのSarah Davachiの作品のファンのかた、クラシカルなアンビエント〜エクスペリメンタル・サウンドのファンのかたなどにオススメなアルバムです。全4曲43分収録。
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