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2014年作の前作『Punish, Honey』以来4年振りのリリースとなる、UKブリストルのSebastian GainsboroughによるVesselの2018年年末にリリースされた3rdフルアルバム。
トライバルな乱れ打ちの高速ビート〜パーカッシヴな鋭いビートと、ひび割れたノイズ〜トリッキーなエレクトロニス、コズミックなシンセなどでめまぐるしく行き交うグルーヴィーでエッジの効いたサウンドと、中世的なムードの漂う厳かな室内楽、幽玄的なオペラ調のソプラノ・ヴォーカルなどもフィーチャーしたクラシカル〜ファンタジックなサウンドによる、エクスペリメンタル・テクノ〜アブストラクト・エレクトロニカ〜アンビエント・サウンド。前作『Punish, Honey』での攻撃的で鋭い力強さもあるビート・トラックだけでなく、これまでのVesselの作品には無かったチャンバー・ミュージックとインダストリアル・テクノを組み合わせたような、ダンサブルながらも奇妙なねじれのあるクラブ・ミュージック、そしてビート・レスのアンビエント〜エクスペリメンタル・ミュージックのトラックなど、過去2作とはまた違ったアプローチのサウンドを展開しているアルバムとなっています。全9曲収録。LPオンリーでのリリース。