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オリジナルメンバーJustin Small、James Payment、Charles Spearinを中心に、現在コアメンバーは5人となっているトロントのDo Make Say Thinkの2007年作の5thフルアルバム。
3rd以降繊細なやさしさやメロディアスに突き抜けた作風を見せてきましたが、今作はその流れを汲みながらさらにAkron/Family、Great Lake Swimmersなどのメンバーをゲストに迎えたヴォーカル入りのトラックも数曲披露。タイトで疾走感のあるドラミングとノイジーで切れのあるギターサウンドに、ホーンセクション、ストリングなども絡めて爽快に駆け抜けていくダイナミックなインストを軸に、弛緩した美しいフレーズ、アコギのアルペジオなどが佇む穏やかに揺らぐメロウなソフト・トラックや、サウンドはそのままにゲストヴォーカルのカントリー~フォークロックタッチのうたをフィーチャーしたトラックなどを繰り広げています。Constellation作品に多い陰のある静寂や荘厳なストリングス、アブストラクトなサウンドなどではなく、スタイリッシュでもある高揚感のあるサウンドを心地よく響かせています。前作『Winter Hymn Country Hymn Secret Hymn』がお好きだったかたはもちろん、同じカナダでつながりもあるBroken Social Scene~K.C.Accidentalのファンのかたにもオススメなアルバムです。全8曲48分収録。