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00年代初頭に活動していた、ラトビアのAndrew EigusによるSelffishの13年振りのリリースとなるフルアルバムがUKのSereinからリリース。
小気味良く細やかに刻まれるエレクトロニック・ビート〜精巧なエレクトロニクスと、ムーディーな落ち着いたピアノ〜エレピ、ダブル・ベース、サックス、ストリングスなどの生音を使ったサウンドや、フィールド・レコーディングのサンプルを組み合わせた、ジャジーなエレクトロニカ〜ミニマルなエレクトロニック・ジャズ。クリック/グリッチ系の90年代〜00年代のMille Plateaux、Raster-Noton、City Centre Offices、Aprilなどのリリースを彷彿させるエレクトロニック・サウンドと、大げさになりすぎない、仄かなすき間もとったゆったりとしたジャジーなサウンドとで、緻密でありながらも落ち着いた渋みのあるサウンドを聴かせています。これまでのポスト・クラシカル〜アンビエントなタイプ中心のSereinのリリースにはあまり無かったタイプの作品ですが、電子音響〜アンビエント感もある生音+電子サウンドは、これまでのSereinのリリース作のファンのかたにもオススメです。全8曲41分収録。
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