PayPalのクレジットカード決済システムを利用しています。当店ではカード情報を保持いたしませんので、ご安心いただきお買い物ください。
詳細はお買い物ガイドをご覧ください。
オリジナル・アルバムのリリースとしては、2000年作の『Mirror』以来15年振りのリリースとなる、UKブリストルのDavid PearceによるFlying Saucer Attackのフルアルバム。US盤は以前と変わらずDrag Cityからのリリース(UK盤はDominoから)。
今作はタイトル通りヴォーカルをフィーチャーしたトラックは無く、David Pearceが自宅でギターのみを使って録音していた音源をコンパイルしたアルバムとなります。吹き荒ぶ風の音のようなギター・ノイズ〜おぼろげに霞んだギターのフィードバック・ノイズのドローン、緩やかに漂うさざ波のドローンなどと、反響系のにじんだエフェクトのかかった幽玄的なギター・サウンド、ぼやけた不鮮明なトーンで緩やかに降り注ぐトリッピーなフレーズ〜ハイトーンのセンチメンタルなフレーズなどがシンフォニックに重なり合う、サイケデリック〜メランコリックなギター・アンビエント〜ドローン〜ノイズ・ドローン〜エクスペリメンタル・サウンド。これまでのスペース・ロック〜エクスペリメンタル・ロック〜シューゲイズの流れを汲むトリップ感もありながらも、今作はシンプルにギターのみで薄曇りの寂寥感やディープな瞑想感のある世界を作り上げているサイケなアンビエント〜ドローン作品となっています。楽曲も全曲無題で、まずは試運転的な面もあるアルバムだとは思いますが、90年代のFlying Saucer Attackのファンだったかたにも、ギター〜ギター・ノイズを使ったアンビエント〜ドローン系の作品のファンのかたにもオススメなアルバムです。全15曲57分収録。
♪Listen
♪Listen
♪Listen