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サントラ盤やLubomyr Melnykとのコラボ作のリリースはありましたが、オリジナル・アルバムとしては2012年作の『Love Is The Plan, The Plan Is Death』以来3年振りのリリースとなる、UKのJames Blackshawの10thフルアルバム。
華麗なアコースティック・ギターのアルペジオ、オルガンやピアノ、フルート、ヴァイオリンなどによるアコースティック・サウンドと、朴訥とした温かみのあるメロディを優しく歌い上げる自身のヴォーカルとゲストの女性ヴォーカルの男女ヴォーカルのうたによる、ジェントルなフォーク・ロック。今作は最初と最後のトラックはインストですが、その他のすべてのトラックではJames Blackshawがはじめて自身の歌声をフィーチャーした、これまでの荘厳で神々しいアコースティック〜クラシカルなサウンドを、フォーキーな美しいうたもの作品へと変化させた、キャリア初の声でも聴かせるアコースティック作品となっています。James Blackshawのこれまでの12弦ギターの作品のファンのかたにはちょっと趣向が違う作品となっていますが、優しい男性ヴォーカルのうたもの〜フォーク・ロック作品のファンのかたにはオススメなアルバムです。日本人女性アーティスト野田薫、東京のバンド森は生きている、Simon Scott(Televise、ex-Slowdive)などがゲスト参加しています。全7曲32分収録。
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