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ピアノ、ヴァイオリンの女性メンバーが加わって4人組となってリリースされた、ロンドンのClienteleの2007年作の3rdフルアルバム。
淡いリヴァーヴのかかったギターのアルペジオ、ペダルスチール、ピアノ、ストリングスなどがやわらかく鳴らされるやさしいまどろみのサウンドと、ジェントルな温もりあるうたによるドリーミーなソフト・サイケデリック・ポップ。淡くかすみがかった揺らめきやにじんだウェットな雰囲気だけでなく、前作で少し見せたちょっと突き抜けたキャッチーなポップチューンや、乾いた風通しのいい空気をもったカントリー~パワーポップのバラードのようなトラックなどもまじえながら、今作でもZombies、Big Star、Byrds、Beach Boysなどから、Felt、Galaxie 500、Belle And Sebastionなどまで通じる至福のポップチューンをアルバム通して聴かせています。Wilco、Lambchopのメンバーなどがゲスト参加。毎度クオリティが高いので安心して聴けるアーティストです。