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Sylvain Chauveauともう2人のメンバーを中心とするコアメンバーの3人に、その時のセッションによって何人かの他のメンバーも加わるプロジェクト、0(*アルファベットの「オー」ではなく数字の「ゼロ」です)のフルアルバムが東京のflauからリリース。
なだらかに連なるようにつま弾かれる流麗なアコギのアルペジオ〜穏やかに淡々と流れるしっとりとしたアコギのアルペジオを中心に、鉄琴やメロディなどのデリケートで儚いフレーズや、クランチ・ノイズ、グリッチーな細かいまたたきのビート〜アブストラクトなエレクトロニクスなどの、フォーキーな生音と少々のエレクトロニック・サウンドを組み合わせた、ミニマルなアコースティック・インスト〜エレクトロ・アコースティック。今作の前にChat BlancからリリースされたEPでは無機質な音響サウンドな側面もありましたが、今作は緻密で実験的な一面も内包しながらもトータルではほのぼのとした雰囲気のある、温かみのある朴訥としたアコースティック・サウンドを聴かせています。flau作品らしい巧みでエクスペリメンタルな音の構築力も見せつつ、かつフォーキーな優しい音の世界に浸れるアルバムです。全7曲30分収録。
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*付記*
普通にエレクトロニック・サウンドに聴こえたので、何の疑いも無く「生音+エレクトロニクス」のサウンドとコメントさせていただいたのですが、WEBアップ後にリリース元のflauからいただいた情報によると、実はまったくエレクトロニック・サウンドは取り入れていないようです。そのように聴こえる音はすべて、パリ管弦楽団のパーカッション奏者でもあるメンバーのStephane Garinが打楽器を巧みに使って作り出しているのだそうです。すごい...。