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Hauschkaをはじめとする多くのアーティストとのコラボ作のリリースや、SchneiderTM、Pan SonicのIlpo VäisänenとのAngel、Benni Hemm Hemm、mumのメンバー達とのStorsveit Nix Noltesなどでも活動している、アイスランドの女性チェリストHildur Gudnadottirの3枚目のリリースとなるソロアルバム。正しくはHildur Guðnadóttir『Leyfðu Ljósinu』ですが、アイスランド語ですと文字化けする可能性がありますので、Touchのサイトに出ているアルファベット表記のほうで記載させていただきました。
今作は2012年にヨーク大学で行なわれたライヴ・パフォーマンスの音源を、後からいじることなくライヴ時の演奏をマイクで収めた音源をそのまま収録。厳かな陰のあるトーンで奏でられるチェロのもの憂気なフレーズ〜じわじわと空間を浸食していく幽玄的なチェロのドローン、エフェクトがかかってぼやけたドローン調に伸ばされた神秘的なコーラス、仄かな揺らめきのドローン〜さざ波のノイズなどで緩やかに佇む、ディープなミニマル・ドローン〜ダーク・アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。彼女のメイン楽器であるチェロをもちろん使っていますが、スタジオ盤の制作とは違い今作はチェロの他はヴォイスと若干のエレクトロニクスのみの少ない音数で演奏されており、これまでの2枚のアルバムと比べるとポスト・クラシカルな展開より、ミニマル・ドローン〜エクスペリメンタル寄りの面のほうが出ているアルバムとなっています。1曲目がチェロを使った演奏の導入部的な曲の4分程の「Prelude」、2曲目が35分に渡るタイトル・トラック「Leyfdu Ljosinu」の全2曲39分収録。「Leyfdu Ljosinu」は25分過ぎくらいまでゆらゆらと瞑想的に浮遊して、最後のほうでドラマティックなチェロのフレーズで音の強さが増してクライマックスを迎える荘厳な物語のようなロング・トラックとなっています。ダークなクラシック系のドローン〜エクスペリメンタル系の作品のファンのかたにオススメなアルバムです。
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