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Boris、MerzbowなどもリリースしているブラジルのEssence Musicからリリースされた、Aidan BakerとLeah Buckareffのカナダの2人組Nadjaの2010年作のフルアルバム。ライヴCD-RやDTS 5.1chサラウンドヴァージョンのCD-Rなどが付いた同アルバムのボックスセットも149セット限定で出ていたようですが、こちらはアルバム1枚の通常のリリースのほうとなります。
底の方で重く鳴らされるベースのドローンや、チェロ〜ヴァイオリン〜フルート〜トロンボーンなどの緩んだ幽玄的なフレーズの断片をレイヤードしたオーケストラル・サウンドのドローン、アコギのアルペジオ〜ピアノなどが空間を浸食していくように厳かに鳴らされるダーク・アンビエント・サウンドと、音圧の強い荒々しく広がっていくファズノイズ〜ハーシュノイズ、ノイズ全開の轟音ギター、ゴリゴリとしたベース&パワフルなドラム、押しつぶした絶叫気味のヴォーカルなどによるドゥーム・メタル寄りの轟音サウンドとで聴かせる、ヘヴィーな荒さとアンビエンスな幽玄的なムードを組み合わせたエクスペリメンタル・ロック。7分程の尺のトラックは最初からドラムの入ったバンドサウンドでの轟音トラックですが、25分以上に渡る長尺の作りの残りの2曲は、最初ゆったりとスロウモーションのような霧がかったサウンドではじまり、途中から激しいノイズやドラムを入れて轟音サウンドで旋回する、Nadjaならではの暗黒であり、深遠なトリップ感もあり、さらにドラマティックなカタルシスもあるサウンドを繰り広げています。全3曲59分収録。ジャケットと同じデザイナーによるアートワークの6枚のカードも付いた6面パネルの紙ジャケットで、限定800枚でのリリースです。
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