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デジタルリリースはありましたが、CDでのフルアルバムとしては2009年作の前作『Wireless』以来2年振りのリリースとなる、ノルウェイのGeir JenssenによるBiosphereの2011年作のフルアルバム。その前作の『Wireless』はライヴアルバムでしたので、CDでのオリジナルアルバムとしては2006年作の『Dropsonde』以来の新作となります。
今作についての本人からのオフィシャルのコメントによると、Geir Jenssenが2011年2月頭に「日本の戦後の経済成長にインスパイアされたアルバム」を作ろうと決心して資料を探している時、たまたま見つけた美浜原子力発電所の写真に好奇心を引かれ、今作はそこから日本の原子力発電所のみに焦点を当てた「日本の原発のサントラアルバム」といったコンセプトで制作されています(曲名はすべて日本各地の原発所在地の地名or原発名)。また、3月11日の震災後の原発事故を受けて制作されたわけではなく、アルバムの制作自体は2月13日終わっていたようです。ミドルテンポのゆったりとしたダウンビート〜マイクロビートに、穏やかに漂うまどろみのシンセ〜澄んだ透明感のある美しいシンセや、丸みのある柔らかいエレクトロニクス、ノイズ〜ブリープ音などをあわせたメロディアスなエレクトロニカ。不穏・不安な空気や近未来的なイメージ〜テーマも内包するコンセプト・アルバムですが、これまでのBiosphereの瞑想的な美しさのあるアンビエント・エレクトロニカ〜アンビエント・サウンドのファンのかたにも、これまでと同じようにオススメなアルバムとなっています。全9曲49分収録。
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