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クラシック作品をリリースするFat Catのサブレーベル130701からリリースされた、LA出身で現在ベルリンをベースに活動している男性ピアニストDustin O'Halloranのフルアルバム。
少し寂しげなムードで、しっとりとロマンティックに空間に染み渡るピアノフレーズと、シネマティックで凛とした空気が沸き立つ美しいチェロ〜ヴィオラ〜ヴァイオリンなどのストリングスがなだらかに奏でられる叙情的なポスト・クラシカル・サウンド。これまでSonic Pieces、Bella Unionなどからリリースされたアルバムはピアノ・ソロ作品でしたが、今作はNico Muhly、Max Richter、Hauschkaなどの作品にも参加しているNYのACME(American Contemporary Music Ensemble)のメンバーも迎えて、ストリングスも加わった感動的で麗しいクラシックサウンドを作り上げています。Sylvain Chauveau、 Max Richter、Jóhann Jóhannsson、Nico Muhly、Goldmund、Peter Broderickなどの、美しいピアノ〜ストリングスで聴かせるポスト・クラシカル作品のファンのかたにオススメなアルバムです。全9曲42分収録。Peter BroderickとJóhann Jóhannssonがゲスト参加しており、またJóhann Jóhannssonはミックスも手掛けています。あと内ジャケのクレジットではサンクス欄のクレジットだけでギタリストとしてはクレジットされていないのですが、レーベルサイトの今作の説明を見るとStars Of The LidのAdam Wiltzieのギター〜エレクトロニクスも今作にフィーチャーされているようです。
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