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Banjo Or Freakout名義でも活動するAlessio Nataliziaと、ロンドンのDJコンビAllez-Allezでも活動するSam Willisのロンドンの2人組Wallsのデビューフルアルバム。
ギターのフィードバックノイズ、ファズギター〜歪んだファジーなシンセのドローン、緩んだディレイギターフレーズなどの甘美なノイズ・アンビエント〜ドローンサウンドに、緩いキックやエレクトロニック・ビート、直線的なベースなどの淡白なリズムを加えたシューゲイズ〜ノイズ〜サイケな要素を消化したエレクトロニカ。Gui BorattoやThe Fieldなどの名を引き合いに、彼らに続くインディーロック〜シューゲイズ〜ポストロックなどとミニマル・ハウス〜テクノのクロスオーバーな存在として期待のかかるKompaktの新人と称されているようですが、Wallsは彼らに比べるとダンサブルなビートは全然控えめで、フロア仕様のダンス方面の要素はあまりない緩んだエレクトロニック・サウンドを展開。クランチノイズ〜アブストラクトな刻んだノイズによるミニマルなエクスペリメンタル・トラックや、ヴォイスサンプル〜シンセの逆回転のノンビートのアンビエント・トラックなども見せており、テクノ〜ハウスというよりはもっと緩いアシッドなサイケ感のあるドローンやクラウトロック、エレクトロニック・ロック、Animal Collectiveあたりに通じる混沌としたサイケ・ポップな世界を繰り広げています。昔ながらのKompaktファンにはちょっと違和感があるかもしれませんが、そのKompaktのなかでもインディー系とリンクする作品〜Pop Ambientシリーズや、Nathan FakeやDextroあたりをはじめとするBorder Community周辺の作品のファンのかたなどにオススメなアルバムです。全8曲29分収録。ミニアルバムとも言える収録時間ですが、オフィシャルではフルアルバムとしてのリリースとなっています。
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