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緩やかなリリースペースながらもKettel、Yagya、Secedeなど良作のリリースをコンスタントに続けるオランダのSending Orbsからリリースされた、ドイツのMarkus Guentnerの通算5枚目となるフルアルバム。これまでドイツのKompaktとWareからそれぞれ2枚づつアルバムをリリースしていましたが、今回Sending Orbsから初のリリースとなりました。
壮大な広がりのあるアトモスフェリックな美しい揺らめきのシンセ〜淡く霞んだシンセのドローン〜ホワイトノイズなどのレイヤードに、ベル系の繊細でクリアな鳴りのエレクトロニクス、ピアノやギター、スロウにゆったりと佇むシンセベース〜ぼやけたパッド音、4/4キックなどのリズムも加えたミニマルなオーロラ・アンビエント〜アンビエント・テクノ。キックの入ったビートトラックは2曲ほどで、基本的にはビート感は希薄な美しいまどろみのシンセを主体としたアンビエント・トラックを中心としたアルバムに仕上がっています。Yagya、Blamstrainなどの幻想的なシンセサウンドのSending Orbsの作品や、Brock Van Wey〜Bvdub〜Variant〜cv313〜Echospace周辺のアンビエント〜ダブ・テクノ、Gas〜Kompaktのポップ・アンビエントのファンのかたなどにオススメなアンビエント作品です。全9曲71分収録。
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