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ライヴ音源を収録した2枚組アルバムのリリースはありましたが、スタジオ盤のオリジナルアルバムとしては2006年作の傑作アルバム『The Humbucking Coil』以来となるフルアルバム。ライヴ盤2作品も含めると通算7枚目のアルバムとなります。
ジャジーなドラミング〜丸みを帯びたパーカッシヴなビート、ピアノ、オルガン、シンセなどの温かみのある鍵盤、ストリングスのサンプル、キュートなエレクトロニックサウンドなどによるセンチでメロディアスなエレクトロニカ。今回は『The Humbucking Coil』以上にヴォーカルをフィーチャーして、少しコミカルながらもしっとり切ないインストのエレクトロニカだけでなく、そこにバラード調のロマンティックなうたも加わったヴォーカル入りのトラックも数多く聴かせています。『The Humbucking Coil』収録の「Phones And Machines」に、Daniel Johnstonの「King Kong」のヴォーカルを合わせた、「Phones, Machines and King Kong」と名付けられたマッシュアップなトラックも収録しています。
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