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ドイツのDaniel VujanicによるBajaの2007年作の1stフルアルバム。
今作はタイトル通り、前半部の1~8曲目が「Maps」、9曲目に15秒ほどのインタールードトラックをはさんで後半部の10~15曲目が「Systemalheur」という2部構成のコンセプト作品となっています。前半部はアコギや鍵盤楽器の柔らかい音色のループに、微細なエレクトロニクスやエフェクト、ヴィヴラフォン、ストリングスなどを緩やかに重ね合わせたミニマルなエレクトロ・アコースティックを中心に収録。リズムのはいったトラックもありますが、比較的穏やかな淡い浮遊感のある内容となっています。後半部はジャジーなしっとり目のうわものは変わらずも、パーカッシヴなドラムやホーンなども前面に出して来て、躍動感のあるリズミカルなトラックも展開。ミニマルなフリージャズ~ラウンジ~エレクトロアコースティック~ポストロックが交差する、微細な音使いとグルーヴィーな小気味良いリズムがマッチしたアコースティックサウンドを聴かせています。Tortoise、Gastr Del Sol、F.S.Blumm、Four Tetなどに通じるセンスを持ったアーティストです。