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レアトラックス、ヴァージョン違いなどを収録した『Bones』をはさんでリリースされた、Tara Jane O'Neilのオリジナルアルバムとしては4枚目となるフルアルバム。
3作目の『TJO TKO』、AcuarelaからのEPあたりからエレクトロニクス・アレンジの比重が増していた彼女のサウンドですが、今作ではその流れを多少汲みつつも全体的にはピアノ、ヴァイオリン、アコギによる憂いと温もりが同居するアコースティック・ソングをメインに展開。Taraのヴォーカルもいつもながらのやさしさと凛とした強さをもって響いてきます。
ダークブルーな寂しさのある世界観よりも、淡くやさしい光に包まれているような幸福感も満ちているアルバムに仕上がっています。