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オハイオの美メロ・インストバンドSix Parts Sevenの、オリジナルアルバムとしては4枚目となるフルアルバム。
2002年の3rdと今作の間に、既発の曲にゲストヴォーカルをフィーチャーした企画もの的アルバムをリリースしていたので、カントリーチックなうた入りでくるかもと思っていたのですが、さらに深みの増したインストチューンをばっちりと奏でていて不安を吹き飛ばしてくれました。
持ち味である透明感をもって壮大に広がるセンチメンタルなギターフレーズを主体に、たおやかなローズピアノ、ラップスチール、ヴィヴラフォンなどで繊細に彩られた、泣き&ロマンティックなメロウインスト・トラックの詰まった全8曲44分。淡く鳴り響き重なり合うトリプルギターと鍵盤の音色がつくり出す叙情的なサウンドスケープは、Tristeza、Mercury Program、Lanternaなどから、うたはなくともAmerican Football~Owen、Clientele、Seam、Yo La Tengoなどの青く沸き立つギターサウンドまで通じる広がりある世界。間違いなく彼らのひとつの到達点となるアルバムに仕上がっています。