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Craig TattersalとAndrew Johnsonの2人によるRemote Viewerの2005年作の3rdフルアルバム。
ほのかにバックで浮遊するアンビエンスな薄いノイズ、デリケートに細かく弾けるクリッキングビート、泡状のやわらかいエレクトロニクスに、穏やかに広がっていくアコギ、ピアノなどの生音をあわせた、しっとり麗しいミニマム・アコースティック・エレクトロニカ。相変わらず音のすき間も聴かせるような一音一音が心地よく余裕を持って空間に響いていくプロダクションで、メランコリックな白昼夢サウンドを作り上げています。今作はヴォーカルやウィスパーコーラス入りのトラックも増えてますが、歌寄りになったとかポップになったとか言うわけでは無く、これまで通りのサウンドに自然に儚気なメロディが溶け込んだ、エレクトロニカ+スロウコアな淡いうたを展開。もちろん盟友EmpressのNicola嬢がゲストヴォーカルで参加。Empressのファンのかたにもオススメな染み具合もみせています。