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2004年作の1stがポストロックファンに好評だった、モントリオールの6人組の2007年作の2ndアルバム。
ノイジーなフィードバックノイズをまとったギター、ジャジーなギターフレーズ~ピアノなどとアグレッシヴなリズムによる、元々持ち合わせていたジャズを消化したクラシカルで静ひつなポストロックスタイルに、バンジョーやペダルスチールなどのカントリー~フォークロック的な要素や、アトモスフェリックで広がりのある旋回ギターで舞う叙情的なインディーロックなどの要素も取り入れて、ジャジーなポストロックを軸にロマンティックな黄昏の世界を多様なサウンドで描き出しています。さらに今作はインストだけでなく哀愁のうたもフィーチャーしたモダンなうたものも多く聴かせており、これまでのGY!BE、Do Make Say Thinkなどに通じるサウンドから、Radioheadの流れを汲むRace、Judah Johnson、Ester Drangなどのインディーロックバンド、さらにCalexico、Arcade Fire、Broken Social Sceneあたりの大所帯のバンドにも通じる空気をもった作品に仕上がっています。ヴォーカルトラックを多く聴かせているので1stとは少し異なる作風のアルバムではありますが、前作のファンのかたにも引き続きオススメな切なくしっとりしたうたとピアノやギターの切ないフレーズが胸に染みる好盤です。