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Dirty ThreeのギタリストMick TurnerとドラマーJim WhiteのプロジェクトTren Brothersと、Mick Turnerのソロ名義の、ヴァイナルオンリーEPや限定EP、コンピレーション提供曲、未発表音源等のレアトラックをまとめたコンピレーションアルバム。
崩れた弛緩したフレーズながらも、どこかほのぼのとした優しさを持ってつま弾かれるMickの個性的なギターワーク、ぼやけた響きのメロディカ~ハーモニカと、静寂の「間」もリズムとしていかしているようなJimのフリーフォームでなおかつタイトなドラミングでにじんだ哀愁の音像を漂わせていくインストゥルメンタル。Dirty Threeとはまた異なる、緩やかなループで心地よく流れていく、シンプルながらも味わい深いサウンドを聴かせています。MickのソロはギタープレイはTren Brothersと系統は同じながらも、もう少しピアノ、メロディカなどの鍵盤の響きをいかした哀愁アコースティック・インストや、しっとりしただけでないガチャガチャとローファイ・オーケストラルなサウンドが弾ける明るめのサウンドなどに仕上げています。Tren Brothersを6曲、Mickのソロを8曲収録した全14曲。