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クリーヴランドの4人組Alohaの2007年作のEP。
ヴィヴラフォン入りのエモ+ポストロックなサウンドから、前作の4thアルバム『Some Echoes』ではソフトロック~オーケスラルポップな要素を取り入れ、さらにスマートなポップサウンドへシフトしていきましたが、今作もその流れを汲むムーディーなポップチューンを展開。アナログシンセ~オルガン~ピアノなどの鍵盤楽器の柔らかい音色と、ゆったりと奏でられるアコギ、やさしいメロディを歌い上げるヴォーカルなどで、これまで以上にしっとりとした温もりのあるうたとサウンドを聴かせています。元々大人びた洒落た面も持ち合わせていたのでもちろん違和感があるような仕上がりではないですが、今作はエモーショナルな勢いのあるサウンドよりも、淡くメロウな落ち着いたフォーキーテイストを前面に出している、Matt Pond PAやPernice Brothersなども彷彿させるEPに仕上がっています。全7曲28分収録。