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ノルウェイの女性アーティストHanne Hukkelbergの2ndフルアルバム。まずノルウェイではすでに2006年にリリースされ、NettwerkのUK盤が2007年にリリースされ、そして2008年にようやく日本への流通を担当する北米カナダ盤がリリースされました。ちなみにUK盤はジャケ違いで出ていますのでご注意ください。北米盤とノルウェイ盤は同じジャケです。
ストリングス、ピアノ、バンジョー、クラリネット~フルートなどの多彩な楽器を取りれたオーケストラル・サウンドと、エレクトロック・サウンド~トラディッショナルなアコースティックサウンドのアレンジなどを組み合わせたジャジー~クラシックなスタイルのエクスペリメンタル・ポップ。凝ったアレンジのサウンドは健在ながらも、今作は前作でのおとぎポップとでも言うような無邪気にねじれた実験性と遊び心がブレンドされたような面が少し減って、もっと物憂気大人びた雰囲気へと発展させたようなサウンドでHanneの艶のある美しい歌声を聴かせるジャズ&オーケストラルなうたものアルバムに仕上がっています。サウンドのタイプは多少異なれど、今作もBjork、Niobe、Cat Power、Joanna Newsom、Feistあたりのファンのかたにオススメなアルバムです。ノルウェイ盤に1曲のライヴ音源を追加した全10曲+1曲のビデオトラックを収録。