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2022年作のデビュー・アルバム『Whatever The Weather』以来3年振りのリリースとなる、UKのLoraine JamesによるWhatever The Weatherの2ndフルアルバム。前作同様に、Ghostly InternationalからのUS盤はLPのみのリリースで、CDリリースは東京のPlanchaからの日本盤CDのみのリリースになります。
複雑に入り組んだ精緻なブロークン・ビート〜パーカッシヴなビートと、なだらかにたなびく透明感のある美しいシンセ〜催眠的なシンセのドローンなどの浮遊感のあるサウンドに、泡沫状の微細なエレクトロニクス、ヴォイス・サンプルなども散りばめられた、メランコリックで繊細なアンビエント〜アンビエント・エレクトロニカ〜IDM。グリッチ・ノイズ、カットアップで細かく刻んだトリッキーな動きを見せるサウンドや、ピッチ・シフトでうねるように変動するサウンドなども、ビートの入った展開とビート・レスの展開とが混じり合うサウンドの中に織り交ぜて、コラージュのように様々なサウンドのパーツがシームレスに柔軟に組み合わさった、平静と躍動が同居するような麗しいアンビエント+エレクトロニック・ミュージックを今作でも鮮やかに作り上げています。Joshua Eustis(Telefon Tel Aviv)が今作もマスタリングを手掛けています。CDはデジタルとLPには未収録の「null」がボーナス・トラックとして加わった全13曲48分収録。
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