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2022年作の前作『Of Endless Light』以来2年振りのリリースとなる、Denovali、Opal TapesなどからリリースしているMichael Valleraと、Pan American、Anjou、RLYR、Onなど様々なプロジェクト、コラボなどでも活躍してきたドラマー&パーカッショニストSteven HessによるUSシカゴの2人組Clearedのフルアルバム。
霞んだトーンで静かに佇む不鮮明なシンセのドローン〜反響音のドローン、淡く滲んだエフェクトのかかったシンセなどのなだらかな浮遊感のあるサウンドと、チリヂリとした細かい金属的なノイズ、重厚なベースの振動音、輪郭のぼやけたパーカッションなどの精緻な瞬きのサウンドや、街の雑踏、機械音、動物の鳴き声などのフィールド・レコーディングのサウンドを組み合わせた、瞑想的で繊細なミニマル・アンビエント〜ドローン〜ノイズ・アンビエント〜エクスペリメンタル・サウンド。前作の流れを汲むインダストリアルなノイズ〜エレクトロニック・サウンドを、さらに形のはっきりとしない緩やかなサウンドと精巧なサウンドとを溶け合わせてより深みのあるサウンドで仕立てた、前作以上に柔らかいマイルドな面も際立っているアンビエント〜ドローン寄りのアルバムとなっています。全7曲38分収録。パッケージはDVDケース・サイズの長方形の大きなデジパックでのリリース。