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現在スペインを拠点に活動している、スイス人作曲家/サウンド・デザイナーOliver Patrice Wederの2024年作のフルアルバム。2024年1月に先にデジタルのみでリリースされていましたが、後からLPでもリリースされました。
細やかに流れるように奏でられる華麗なピアノ、デジタル・プロセッシングされた艶やかで美しいピアノと、ムーディーな渋みのあるサックス〜トランペット〜フレンチ・ホーンのブラスのサウンドを中心に、パーカッション〜機械の音を加工したサウンドのエレクトロニック・ビート、微かに漂うアトモスフェリックなシンセ〜コズミックなシンセや、繊細なエレクトロニクス〜エフェクト音なども組み合わせた、ドラマティック〜ロマンティックで美しいポスト・クラシカル〜アコースティック・ジャズ〜エクスペリメンタル・サウンド。アルバム・タイトルにもなっている、現在自身が住んでいる元靴工場の建物からインスピレーションを受けて製作されており、機械の音や工場内の音の響きを活かした録音で、インダストリアルなエクスペリメンタルや、フォーク・ロック〜アコースティック・ポスト・ロック、HauschkaやNils Frahmのようなエレクトロニック・ミュージック〜ミニマル・ミュージック風味のサウンドなどの様々なテイストも取り込んだ、イマジネーション溢れる多彩なジャジー〜クラシカルなサウンドを作り上げています。全10曲収録。ダウンロード・コード付き。
(*本作品はミュージシャンとしての音楽アルバムのリリースとは別に、サウンド・デザイナーとしてのDTM用のソフト・ウェア音源製品としてもリリースされています。)