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良質なポスト・クラシカル系の作品のリリースを続けるカナダのModerna Recordsからリリースされた、フィンランドのピアニストJulia Anderssonの1stフルアルバム。
流れるようなドラマティックな華麗さ、晴れやかな足取りの軽い明るさ、しんみりと緩やかに沁みる色あせたもの悲しさ、叙情的な切なさなど、映画や演劇舞台の劇中音楽のような物語性を感じさせる、様々な情景がゆっくりと移ろって行くように情感豊かに奏でられるピアノによる、ロマンティックで美しいソロ・ピアノ〜ポスト・クラシカル・サウンド。スウェーデン語を話すフィンランド人であるJulia Anderssonが付けたアルバム・タイトルになっている「Dröm」という言葉は、スウェーデン語で「夢」「幻想」を意味し、まさに夢の中の幻想的な光景を呼び起こすような優しく美しいサウンドに浸れるピアノ・アルバムとなっています。Sophie Hutchings、Rachel Grimesなどの同じ女性ピアニストの作品や、Henning Schmiedt、Nils Frahm、Bruno Bavotaなどのソロ・ピアノ作のファンのかたにもオススメなアルバムです。全10曲30分収録。
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